店長の伊東です。
今日、抹茶のフィナンシエ「モンクール・テヴェール」
を焼成しましたので、ご紹介します。
モンクール・テヴェール「抹茶フィナンシエ」
京都おぶぶ茶苑の抹茶を贅沢に使用した米粉のフィナンシエです。
おぶぶ茶苑の抹茶
おぶぶ茶苑さんとは、10年前の創業時に、お菓子作りに向いている抹茶は
無いかな?と思い、色々な所を捜し歩き、最終的にたどり着いたお茶屋さん
です。
京都和束町という所で、
『日本茶を世界へ』
『茶畑から社会貢献』
をスローガンに高い志を持っている方達です。
https://www.obubu.com/
私達も直接製造現場を見させて頂いたり、お話を伺い、
感激したのを覚えています。
この辺は話し始めるともの凄い長くなりますのでまたの機会に・・
とにかく、志が高く、素晴らしい方達です。
「抹茶、大切に扱わせて頂こう。」
そう思いました。
抹茶100%!?
『当たり前では?』と思う方もいるかもしれません。
しかし、クロレラ入り、着色など、抹茶以外の原料で作られている
抹茶風のお菓子って意外とあるんです。
(抹茶100%だと原価上がりますし。。)
本来抹茶は光に弱く、光に当たると退色、劣化していきます。
モンクール・テヴェールは、100%抹茶を使用しています。
抹茶のお菓子本来の販売の仕方とは?
抹茶100%のお菓子。
光に当たると退色してしまいます。
その為、写真のように光を通さないフィルムで一つ一つ包んで販売しています。
「抹茶の鮮かな色が見えない。」
「なんか地味。。」
やはり、光が当たっても退色しない『抹茶色』のお菓子の
方が、見た目の印象もよく「売れやすい」と思います。
しかし、おぶぶ茶苑の抹茶に敬意を払い、抹茶100%のお菓子を販売するのであれば、この販売方法がベストだと思っています。
米粉のフィナンシエ
通常は、小麦粉を使いますが、
米粉を使う事で、モチっとした食感が出ます。
また、米粉自体の主張が強すぎなく、使用する他の素材の味・風味を引き立ててくれるように思います。
結果、抹茶、アーモンドの風味を存分に感じて頂ける
フィナンシエになっていると思います。
焼成や、仕込みにも心配りしていますのでその点についてはまた別の機会に
ご案内します。
少量ずつこまめに焼成していますので、『焼き立て』のご用意がある事も
良くあります!
焼き立て、1日、2日経過後、それぞれに良さがあります。
是非、ご利用下さい!