こんにちは!店長の伊東です。

私達の焼き菓子は、慶事、弔事など様々な用途でご利用頂いています。

その中でも弔事用は、故人への敬意や遺族への配慮を表すこととなり、より一層の配慮が必要となる事が多いのではないでしょうか?

そして、弔事用でこんな失敗ありませんか?

「熨斗紙をつけたけど安っぽい・・」

「手書きか・・・微妙・・・」

手書きの御供の熨斗紙

既製品の薄っぺらい安価な熨斗紙・・

そしてまさかに熨斗の名入れが「手書き・・・」

「包装紙が、弔事の雰囲気にあっていない」

「紙袋の色が弔事とはどう考えても合っていない」

「弔事なのに、赤やオレンジなどの明るい色はちょっと・・・」

これではどんなにお菓子が美味しくても弔事用としては使うのを躊躇うこともあるのではないでしょうか?

実はこれは以前の私達のお店です。。

資金面だったり、デザインの問題だったり、時間的な理由などから中々取り組めていませんでした。しかし、ようやくご用意ができるようになりました。

自分自身や、自分の親族にも「弔事だったらポッシュ・ドゥ・レーヴ芦屋を使って!」と自信を持って言えるものを用意したい。

そう思い、色々と試行錯誤を続け、「熨斗紙」「包装紙」「紙袋」の3点をまずは形にしよう!という事で取り組んできました。

まず改善をしたのは「包装紙」

弔事用でも使っても違和感のない、かつ上質な雰囲気が伝わるデザインにしました。

写真だとわかりにくいかもしれませんが、実はロゴのシンボルマークは光のあたり具合によって、さりげなく光る「グロスニス」という加工を入れています。

次に「熨斗紙」です。ポイントは「紙」と「デザイン」です。

紙は触るとわかるサラッとした触感で、既製品と比べると明らかに紙厚があり、上質で高級感漂う紙を、色々な紙の中から選んで決めています。使っている紙の特徴は以下です。

細かい風合いに滑らかさを併せ持った淡いクリーム色が特徴の最高級上質紙。

平滑性のある非塗工紙で高級感とやわらかさを持ち合わせている。

少しだけ黄色味を帯びた温かみのある印象が繊細な商品を優しく包み込みます。

触った瞬間にその上質さが伝わる紙です。一度、触って頂ければご理解頂けると思います。

地域によって黄白や黒白などの弔事用の熨斗紙がありますが、両方とも当店オリジナルデザインでのご用意です。

そして「デザイン」です。デザインについても当店オリジナルデザインで製作しています。デザイナーの上田さんにどういう事を考え、製作を頂いたか教えて頂きました。

==================================

ポッシュ・ドゥ・レーヴを贈るというのは、こだわりを贈ること。

こだわりと違いを知っているポッシュ・ドゥ・レーヴの商品を贈る人と贈られる人に相応しい存在感が感じられるように仕上げるために、贈る人と贈られる人の間に存在するような「心のこもった温かさや優しさ」を内在させた表現をしたいと考えました。

 

そのために、カラーはポッシュ・ドゥ・レーヴのカラーを使用し、線や形状は、ポッシュ・ドゥ・レーヴらしい、洗練しながらも優しく、品格のある直線と曲線になるようにまた、おしゃれ感や他店とは違うな感、にもこだわってカタチを描いてデザインしています。

==================================

かなり深く考え、デザインを頂いています。

上田さんは私達のお店のブランドブックのデザインも対応頂いていて、私達の考えを理解頂き、それをデザインに反映して頂けています。

そして「紙袋」です。

「御供で、オレンジの紙袋はちょっと・・。他の用意はないの?」

お客様からちょくちょく頂いていた声です。確かに仰る通りです。

ようやく形にすることができました。弔事にも向く、落ち着いた色合いの紙袋です。

私自身も「これなら自信を持って、自分自身も、自分の親族にも弔事用はぜひポッシュ・ドゥ・レーヴ芦屋の焼菓子を使って欲しい。」と言えるものが出来たと思います。

御供の熨斗と焼菓子ギフト箱

弔事用の熨斗紙、紙袋、包装紙は、故人への敬意と遺族への配慮を表します。

上質な素材、そして1つ1つ丁寧な仕上げでご利用頂くお客様の想いを届けることができるようにしたいと思っています。

オンラインショップご利用時にも、弔事用の紙袋や熨斗を選択できるようになっています。

ぜひご利用下さい。